スムーズな作業でエアコンを取り付け
AIR CONDITIONER INSTALLATION WORK
「自宅のエアコンが壊れたので新しく交換したい」「取り付け方がわからないので困っている」という方のご要望やお困りごとにお応えし、エアコンの取り付け工事を行うサービスを実施しております。拠点を築く直方市を中心に筑豊や北九州などの福岡エリアのみならず、県境を越えて下関にまで及ぶ幅広いエリアを対象に出張しているため、興味のある方はぜひ一度ご相談ください。
エアコンの「標準工事」が解りづらいとのご指摘をよく耳にしますので、簡単にご説明します。
標準工事とは、建物にエアコンを設置する場所があらかじめ準備されていて、最低限の部材を使ってエアコンを動作させる事が出来る環境での工事となります。
●室内側
1.専用コンセントがある。
2.コンセントと室内機のプラグ形状が一致している。(電圧・電流が同じ)
3.室内機を取付する場所がある。壁は石膏ボード・コンパネのようにネジ類が打ち込みできる。
4.室内機の取付位置の近くに配管用の穴がある。
●室外側
4.室外機の設置場所の近くに配管用の穴があり、障害物がない。
5.冷媒管・電線・ドレンホースはお手持ちの部材で取付可能。(新設の場合は4m以内)
6.室外機は床置きであり、ドレンホースで排水する事が可能。
以上が基本工事の概念です。ちなみに全国の電気工事屋さんでの統一見解となります。
もちろん、エアコン本体が壊れていない事、ガス不足がない事なども条件にはなりますが、上げればきりがないので常識の範囲でご理解下さい。
これらのうち、どれかを変更しなくてはならない場合「追加工事」が発生する事になります。
『コンセント交換』が必要な場合というのは、エアコンのコンセントプラグとコンセントの形状が違う場合であり、コンセント形状のパターンは全部で以下の5種類です。
・『専用回路増設』
この専用回路は、エアコン専用コンセントがない場合に必要になってくる電気工事です。
分電盤から直接電線を引っ張ってくるのですが、分電盤にブレーカーを設置したり、電線の加工が必要です。
・『ブレーカー交換』
こちらは基本的に電圧切替とセットでやることになる電気工事です。電源を100vから200vに切り替えた時に、ブレーカーが100v専用ブレーカーだった場合に、200v兼用ブレーカーに取り替えなければならないというパターンです。逆に200v兼用ブレーカーに100vを流す分には問題ないので、電源を200vから100vに切り替える場面では、ブレーカー交換は必要ありません。アースは、もし、エアコンが内部漏電した場合に、その電気を大地に流し、人体に電気が流れないようにするための処置です。
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移設は何回まで?
そもそもエアコンは移設する事を前提として設計されておりませんが、取外したエアコンは再利用する事が可能ですので「移設」の概念があるという事をご理解下さい。
しかし、引越などにおいて、「数回目の移設なのでもう無理」という事はありません。
修理代(部品交換)代金だけで数万円かかる事がありますので買換をお薦めすることになります。
「移設するとガスが抜けてしまう」という話も聞きますが、正規の手順によって取外・取付をしている限りそれは皆無です。
取外時にはポンプダウンによって室外機に冷媒ガスを集めて弁を締めて封入します。
取付時には真空引きを行い、接続ミスなどがないように確認をしています。
ガスが漏れる原因として考えられるのは・・・
設置後に、何らかの理由(例:室外機が動いた)によって接続部にズレが生じてしまう。取外後に室外機の弁が劣化していたために冷媒ガスが漏れるといったケースもありますが、通常は取外時に発見出来ます。その他、真空引き時にも発見出来ないほどごくごく微細なガス漏れがあった場合、長年の使用(10年超)で少なくなってしまっていたという事は現実にはありました。
冷媒管の交換は絶対必要?
移設時は出来る限り再利用をする前提で作業をさせて頂きますが、必要と判断される場合はその理由を実際にお客様にも確認して頂いて交換をお薦めします。ご予算の関係でそのまま使って欲しいというご要望がある場合、それ以上の無理強いは致しません。ただし、これが原因でガス漏れをしてしまっても保証対象外とさせて頂きますのでご了承願います。移設の際に冷媒管の交換を必要とするケースは2種あります。
1.長さが足りない
継ぎ足しで延長出来ない事もないですが、接続部がデコボコになります。また、ガス漏れの危険性もありますのでお薦めはしません。
2.劣化している
古い冷媒管は硬化していますので、曲げ伸ばしの際に亀裂が発生してガス漏れの危険があります。整形してもパイプが完全に真っ直ぐにならないため、美観的にはイマイチになってしまいます。
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