真空放置をするのはなぜ?
2025/02/01
エアコンの真空引きをする際は、真空放置が行われます。
しかし、なぜ真空引きを行う場合に真空放置が必要なのか、気になる方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、真空放置をするのはなぜなのかについて解説します。
真空放置をするのはなぜ
真空放置は、真空引きのが完了した後に真空計を設置したまま3〜5分ほど放置し、空気の漏れがないかをチェックする作業です。
エアコン設置後、配管内が真空状態が維持できているかを確認するために行われます。
正しく真空放置を行い真空引きを行った場合のメリット
漏電を防げる
万が一エアコンの配管に水分が入り込んだ場合、霜ができて漏電が発生する恐れがあります。
漏電が起きると、感電や火災などの事故につながるためとても危険です。
また、霜が配管の内側を傷つけてしまい、穴が空いてガス漏れする恐れもあります。
水漏れを防げる
配管に入り込んだ水分が霜になったあと、溶け出すと水漏れが発生します。
エアコン内部には電子基板があるため、水分が付着するとエアコンの故障につながるでしょう。
電気代を抑える
真空放置をしない場合、エアコン機能を十分に発揮できない恐れがあります。
結果的にエアコンの効きが悪くなり、無駄な電気代が発生するでしょう。
まとめ
真空放置は真空引きに必要な作業で、正しく行うことで漏電を防げる・水漏れを防げる・電気代を抑えるなどのメリットがあります。
エアコンを安全にかつ快適に使うために欠かせないため、真空放置はしっかりと行う必要ことが大切です。
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